「座りっぱなしで、立った時に腰に痛みが・・・」
「朝起きる時に、腰が痛くてすぐに起きられない・・・」
そんな腰痛ですが、国民病といっても過言ではないほどに腰痛の人は多いんですよ。
こんにちは。
ヨリミツ治療塾レイ岡のスタッフです。
腰痛で施術を受けに来られる方も多いので、今日は「腰痛」についてお話しをしたいと思います。
腰痛について知ろう!
実は、腰痛で悩んでいる日本人は実に国民の90%を占めていると言われているんですがご存知ですか?
腰痛の原因は、原因が特定できるものとできないものの2種類に分けられます。
まず、原因がはっきりしている腰痛は
・胃潰瘍など消化器系の病気
・結石など泌尿器系の病気
・子宮筋腫など婦人科系の病気
・解離性大動脈瘤など循環器系の病気
といった臓器の周囲にある神経を刺激して起こっている腰痛。
そして、
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄
・背骨の骨折
といった腰椎に異常が生じている病気が原因で腰痛を引き起こしているケースも。
また、腰痛の中には
・骨への細菌感染
・がんの骨への転移
といったこともありえます。
これらは、命にかかわる危険な病気も含まれますから病院でしっかりみてもらうべきですね。
それでは、原因がはっきりしない腰痛はどういったものがあるのでしょう?
「病院などで画像判断ができないのに腰が痛い・・・」
こういった場合、次のようなことが考えられます。
・身体的な影響からくる腰痛
・社会的または心理的な影響からくる腰痛
このような腰痛はとても厄介で、慢性化してしまうケースが多いんですね。
原因がはっきりしない腰痛になりやすい人は?
・長時間同じ姿勢をとっている事が多い
・運動不足
・肥満気味
・身体が冷えやすい
・職場や家庭でのストレスが多い
・不眠
このような状態につねにある人は、気を付けた方がよいですよ。
とくに、職業柄同じ姿勢をとっている人などは腰痛になりやすいので要注意!
最近では、デスクワークの人に腰痛持ちが増えています。
これは、長時間座りっぱなしなので姿勢も悪くなり血流が悪くなることが原因と考えられますね。
また、リンパの流れも滞ってしまうのでお腹周りにセルライトの塊がついてしまいます。
そして、このセルライトがリンパや血流の流れが悪いとどんどん固くなっていき筋肉を圧迫してしまうことも腰痛を治りにくくさせているかもしれません。
腰痛にならない国の人がしているある事
日本人は国民病と言われるほどに腰痛持ちの人が多いのに対して、欧米の人は腰痛持ちの人はあまりいないそうです。
なぜなのか・・・?
それは、大腰筋に大きく関係があるようです。
欧米の方は、歩くときに大腰筋をつかって足を引き上げるのに対して、日本人は歩く際に大腰筋を上手く使えていないため下半身を使いすぎてしまう傾向があるようです。
大腰筋を使った歩き方にどうやら秘密があるようですね。
「歩く」
というのはとても大事なのです。
ただし、普通に歩いても大腰筋は鍛えられません。
歩くときに、大股で歩くと大腰筋が鍛えられるそうなので普段から通勤時や帰宅後の運動などに、「大股で歩く」ことを取り入れてみるとよいかもしれませんよ。
そして、「歩く」ことで血流やリンパの流れも少し変化があると思います。
先ほどお話しした「セルライトの塊」を作らない為にもウォーキングはオススメです。
腰痛ですでにお困りの方へ
まずは、自分の腰痛が病気から来ているのかどうかを病院などでみてもらい、命にかかわるものでない腰痛であることを確認することをオススメします。
そして、自分にあった腰痛のケアをしていきましょう。
病気からくる腰痛ではない場合、
・カラダを冷やさない
・ウォーキングをする
・ストレスをため込まない
・同じ姿勢が続くときは途中で立ってストレッチなどする
といったことを取り入れながら、腰痛が慢性化しないようにしましょう。